卒業生のお母様から、お手紙をいただきました。

 「ママ、くまさんゲーム、今日も最後まで残れたよ!」

満面の笑みでお教室から帰ってくる娘は、大野先生が大好きで、メリーランドが大好きで、
気持ちが曇ることなく受験当日を迎え、第一志望合格というご縁をいただきましたこと、
心より御礼を申し上げます。

ひとり娘の初めての小学校受験は、
主人は特殊な職業のため学歴でいえば中学卒業のみ、
九州育ちのために首都圏の受験事情にも疎く、
母である私はフルタイムで仕事をしており、
環境的にも整ったものとは言いがたい状況であると理解しておりました。

ただ、(親馬鹿ですが)元気で、まっすぐな性格、
やさしい良い子であると信じている娘に、
いちばん合っている小学校に進学させてやりたいという気持ちは夫婦共通のもので、
努力してできることは、やってみよう、チャレンジしてみよう、と、
年中のはじめに決意しました。

人みしりのないことをいいことに、娘をどんどんいろんな幼児教室の体験に連れ出しました。
大手はもちろん、中堅も含め、20くらいまわりました。

大野先生のご著書を読ませていただき、期待して体験させていただきました際、
「とても落ち着いた環境でお育てになっていますね。お話がよく聞けていて、とてもいい子です。」
とおっしゃっていただきましたのは、それまでの子育てを肯定していただけたようで、
涙が出るほどうれしく、ホっとしました。
このホっとした気持ちになれたことが、大野先生について行こうと決めた、最初の一歩でした。

わたしの予想通り、主人も娘も初めから大野先生のファンになり、しょうへい先生のファンにもなり、
お教室通いの楽しい日々が続きました。
お風呂から、主人と娘が「秋のワルツ」などの季節の歌を歌っているのが聞こえてくることも、しばしばでした。

それでも、入試は、落とすための過酷なレースであることは、変わりありません。
やりこまないといけないという焦りと、やりこみ過ぎることへのおびえ、
早熟にしてしまうことへの危惧など、学ぶことや自立的な生活を送るトレーニングと、
子どもらしい考えや未熟さを大切にしたいという気持ちとのバランスをどうとるべきか、
日々悩んでおりました。

大野先生との面談で
「娘はまだ魔法使いも魔女も、サンタクロースも妖精も、本気で信じているようなんですが、いいのでしょうか?」
とうかがいました時、
「とっても素敵なこと。いいんですよ、そういう時間、気持ちを大事にしてあげてください。信じていられるのは、すばらしいことですよ。」と、
幼さを肯定していただきましたことが、背中をおしていただき、
このままの娘で受験していいんだと、迷いがふっきれました。

受験2ヶ月前の9月。大野先生にお世話になって成蹊小学校に通われている、お友達のお嬢さんから、
「わたし、大野先生とお誕生日がいっしょなの!」とうかがい、娘とプレゼントを何か作ろう!となり、
ふわふわ紙粘土でスイーツを作って、お教室に持参いたしました。

早稲田実業初等部での最初の考査が、そのふわふわ紙粘土で作る「世界でいちばんおいしいもの」だったのは、
単なる偶然でしょうが、考査後に聞いて驚きました。
娘は大好きなヴァイオリンを作り、
「ヴァイオリンハンバーグです。これを食べると、きれいなヴァイオリンのような声で歌が歌えます。」と答えたそうです。
夢見るようなことを大切にしてきたからこそ、本番の考査の中でも発想できたのだと、
その答えに、今までの受験準備がまちがっていなかったと確信いたしました。

今回の受験を通して、子育ては夫婦だけでは、とてもできないもので、
多くの方々の支えがあってこそ成り立つものだと、今まで以上に感じることができました。

メリーランドに通わせていただき、明るい表情のまま、
今日を迎えられますこと、心より感謝申し上げます。
ありがとうございます。